「よすが」大学卒業制作が完成!
『よすが』常葉大学造形学部4年、ちはるちゃんの卒業制作が完成しました。
途中経過もご報告を頂き、完成となるとさらに感動です!
なんだか娘を陰ながら応援している気分で、泣けて泣けて😭
ちはるちゃんとのご縁は去年、お線香の作り方をきちんと習いたいとご連絡を頂き、寝られない事もあったり想像以上に大変だったと思います。
よく頑張りました😌
お仏壇やご先祖さまに手を合わせ思う気持ちに感動し、
私の方が学ぶ事が沢山ありました。
ありがとうございました。
年齢など関係なく、先人たちの良き事がこうして今に紡がれ素敵な形になりましたね。
『よすが』私の宝物として購入し、販売先に展示させて頂きます。
よすが
以下より、ちはるさんご本人の言葉から↓
香りと祈りが紡ぐ、心のよりどころ
仏理は古くから日本の暮らしに寄り添い、ご先祖様の供養を通じて心に安らぎと温もりをもたらしてきた存在
しかし、時代の変化とともに忙しい現代の生活において、その役割や存在意養が薄れつつあります。
現代の住まいでは、仏がインテリアに馴染まないと感じたり、正しい扱い方が分からないといった理由から仏壇離れが進んでいるのが現状です。
そこで、仏壇文化を現代の住宅や生活様式に合わせて再構築し、祈りをより身近に感じられる新しいデザインを提案します。
「よすが」は、生活の一部として自然に寄り添いながら、祈りの時間に温もりと豊かさをもたらすことを目指した作品です。
使い方
「よすが」の木箱を開いて固定することで、そのままお祈り様とお香を置けるステージとして機能します。
内蓋を開き、中からお祈り様とお香を取り出し、内蓋の上に置いてお使いいただけます。
祈りの時間を通じて、故人や仏様とのつながりを感じ、自分自身と向き合うひとときを楽しんでください。
インテリアとしても馴染みやすく、どんな空間にも調和するデザインに仕上げました。
形状は、アルバムや歴史書をイメージした本型となっており、使用しない時は本棚に収納することができ、身近に保管できます。
古いお仏壇を用いたリノベーション
オプションとして、仏壇仕舞い後に解体した仏壇の木材を用いてリノペーションを行います。
「仏壇を置くスペースがない」という人や「インテリアに合わない」といった理由で、仏壇を置きたくないと言う気持ちがある。けれど、何らかの形で先祖様や仏様を大切にしたい、という方に向けた新しい提案です。
このオプションでは木材を再利用し、木箱の蓋(表紙部分)として伝統を現代の暮らしに馴染む形でよみがえら
また、仏壇から取り出した欄間や天井などの装飾素材をそのまま残して使用することも可能です。
故人への敬意を大切にしながら、空間に調和するアイテムとして、日々の生活の中で特別な存在となることを目指しています。
仏壇しまい後、解体し戸板や表板などの大きな木材を取り出す木箱の蓋部分に使用する。
「よすが」
作品名ともなっている「よすが」という言葉には、「心の拠り所」という意味があります。
日々の生活が忙しく、時には不安や孤独を感じてしまう現代社会だからこそ、人々が立ち止まり、自分や家族、そしてご先祖様との繋がりを感じられる「場所」が必要だと考えました。
モノと「よすが」には深い関わりがあります。
モノは人に使われ、関わりを持つことで初めてその価値を持ちます。
だからこそ、大切に使うモノが心を動かし、祈りや感謝といった行動を促す「よすが」となれるのではないでしょうか。
この思いをデザインの核に据え、毎日使いたくなるようなデザインを
この作品が、使う人の暮らしの中で「よすが」となって寄り添うことができたら幸いです。
祈り
お仏壇において一番大切なのは、先祖を供養し、故人に想いを寄せる気持ちです。
この基本的な祈りの精神を大切にしつつ、現代の生活様式に合った新しい形の祈りの空間そのものを作り出すことができたら、という想いを込めてデザインしました。
祈ることは古くから人々に安らぎや希望をもたらし、心の支えとして続いてきた行為です。
忙しさに追われる毎日の中でも、手を合わせる時間や心静かに祈る瞬間は、私たちに大切なものを思い出させてくこうした祈りを日常に自然に取り入れられるデザインによって、自分自身や家族、さらにはご先祖様との繋がりを感じ、心の豊かさを育む手助けができればと考えています。
お祈りさまは、「祈り」をもっと身近に、そして日々の暮らしの中で自然と祈りを行えるようにするために生まれた、新しい形のお祈りの道具です。
朝の始まりや夜の終わりに、またはふと感を伝えたくなったときに手に取ることで、祈りのひとときを生活の一部として取り入れることができます。
手のひらに馴染む形状
お祈りさまの側面の凹みに沿って指を添え、両手で包み込むように持つと、自然に合掌のポーズをとれるデザインになっています。
この形状により、毎日の生活の中で気軽にお祈りができると同時に、その時間を特別なものとして感じられます。
手に取ることでホッと心が落ち着き、日常の中で気軽に手に取ってもらえるような存在になってくれたらしいです。
お位牌としての機能
オプションとして、お祈りさまの裏面に個人の名前を刻んだり、ミニサイズの過去帳を納めたりすることで、お位牌としてもご利用いただけます。
これは「お位牌を手に持って祈りを捧げることができたら」という発想から生まれた機能です。
大切な方への祈りを、日常の中でより身近に感じることができ、手のひらで祈りを捧げるという新たな形の祈りのあり方を提供します。
香りは、仏様やご先祖様にとって「食べ物」とされ、お香を焚くことでご先祖様と仏様に食事を楽しんでもらい、極楽浄土へ導きとあの世での幸せを祈る意味があります。
香りは儚く、頼りないものに感じられるかもしれませんが、実は五感に直接働きかける強い力を持っています。
お香を焚くと、空間があたたかく包み込まれ、この香りによって生活空間が祈りの場所に変わり、故人や仏様とのつながりを感じる瞬間が生まれます。
また、日常の中で心を落ち着けるひとときを作り出してほしい、と言う願いも込めています。
毎日使いたくなる香りは、温かさや安心感をもたらし、自然と日常生活に溶け込んでいきます。
毎日使うことによって、香りに自分らしさや安らげる居場所を感じさせてくれる存在となってくれると蒸しいです。
お香は、季節をテーマにした4種類、気分や場面をテーマにした4種類、そして馴染みのあるお線香として使用できる1種類の、全9種類からお選びいただけます。
天然素材を使って調香し、故人への想いを深めながら、心地よい安らぎを感じられる香りをお届けします。
桜や花々が香る
春風のような香り
相機のみずみずしさ
爽やかな香り
全木の香る
上品で甘い香り
冬の静かさを感じる
淡くて深い香り
どこか懐かしく
落ち着くウッティな香り
まるで森の中のよう
な心およさ
やる気を引き出す
スパイシーな香り
心と体を癒す
甘く穏やかな香り
ストロベリーチョコアイスの香り!
組紐
木箱の割め細には組細を使用しています。
組紐やその結び目には、緑を結ぶ、物と物を結ぶ、人と人を結ぶといった験担ぎの意味が込められています。
この結び目が、お祈りや祈りの時間をより深い意味のあるものにしてくれるでしょう。
『よすが』常葉大学で展示会があります!
ぜひぜひお近くにいらっしゃる折にはお立ち寄り下さい。
私も主人と遊びに寄らせて頂きます。
@cafejelly_1002
@sourakuteisyu
@koh_laugh_chiharu
▫️2025.1.24(金)〜2025.1.26(日)
▫️常葉大学附属常葉ギャラリー
▫️10:00〜17:00
常葉大学附属常葉ギャラリー
〒420-0911 静岡市葵区瀬名1-22-1
常葉大学静岡瀬名キャンバス
▫️アクセス
10:00 – 17:00
駐車場は駐車台数に限りがありますので、できるだけ下記の公共交通機関のご利用をお願い致します。
<JR静岡駅から>
しずつジャストラインバス 静岡駅北口6番乗り場から「竜爪山線・
瀬名川経由-[61]名新田行」または、「竜爪山線[63]沢行」に乗車(約25分)「西奈中学・常葉大学静岡瀬名キャンパス入口」
下車徒歩5分
<JR 草薙駅から>
しずつジャストラインバス 草薙駅前バス停留所から「草薙瀬名新田線
瀬名新田行」に乗車(約15分)「西奈中学・常葉大学静岡瀬名キャンパス入口」下車徒歩5分
1 ТОКОНА UNIV.
お問合せ:常葉大学静岡名キャンパス/054-263-1125(代表
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