お香とは自分を打ち破る鍛練

自分の壁を打ち破る修行

「香道」

「道」と名のつく芸道はまさに、己の心の「鍛練」の場であります。


(お教室では服装は自由です!)画像はイメージです。

鍛練

自分の心がどのように変化していくのか、どう人間力を練り上げて鍛練していくのかが「香道」なのだと気が付きます。

ひとつの事を継続することの難しさ、誰しも経験がある事とおもいます。誰のために、何のために、なんの意味もないような調合や香道を毎日毎日繰り返し繰り返し同じ事をするのか、なんの役にもたたないこれを続けた所で生産性、満足感や即効性などなんにもないのではないのか・・・

「修行」毎日毎日おなじことの繰り返し、ひたすら同じ事を繰り返して行う。なぜこんな意味もないような事をするのか、と昔の私はこんな状態でお香をさせていただいていました。


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同じ事を繰り返すとみえてくる

「調合」「香道」も同じことをなんども繰り返す、自分が深い道へと変化していくことで自分の心が変わっていかざるをえない、鍛練とは繰り返し繰り返し同じことをする。

当たり前のように人は飽きてきます、最初は楽しいのですが時期に飽きてきます。そして・・・

飽きたから別の道へいく人、忍耐をしそこからさらに道を深めていく人

お香の世界にいると同じ事の繰り返し繰り返しの道です。私も昔は迷った事がありました。いつも同じ事の繰り返しをし、教示し、また同じ事の繰り返しをしている自分に疑問を持った過去がありました。この壁にぶち当たった時の私の調合や香道の所作はバラバラで全く形にならず逃げたくなったこともありました。

私の幼少期は、嫌になったら飽きたら逃げるやめる諦めるでした。自分に甘えですね。お香をしていても当然そんな時があったのです。しかしこの時の私は自分の壁を打ち破る「覚悟」をしました。


(お教室では服装は自由です!)画像はイメージです。

「道」「香道」とは自分の修行の道であると覚悟をすることなのだとおもいます。すると香りの調合も全く違った調合になり、香道の所作も少しづつ整ってきます。

「覚悟」をすると、調合方法を探求し、調合する方の気持ちになりその方の笑顔と幸せを祈って調合をするようになり、何度も何度も同じ事を繰り返し繰り返していくと、深く深く調合が鍛練されていくのだとおもいます。

「香道」は己の鍛練の場そのものです。自分が乱れて迷っていると所作やふるまいに直結します。雑になり乱れた自分、己の心があらわれます。

それでも続けることが自分の壁を超える、自分の壁を自分で打ち破る鍛練なのだとおもいます。この繰り返し繰り返しで人は力強く人間力がつき深まるのだと思います。

人間力、忍耐力は年齢に関係ありません。

自分の壁を超えると、感謝や愛おしいなどという気持ちがうまれ、人は変化していきます。この瞬間がなんとも言えないじんわり幸せを感じる時でお香をやっていてよかったとおもう瞬間なのです。

愛香庵らふのお香教室や講座は、同じ事の繰り返し繰り返しを毎日毎日行います。決して派手なことではありません、地味な事の繰り返しを行います。

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