よくあるご質問
高温多湿はさけ、また外気に触れていると香りが早く飛んでしまうため短期間で香りはなくなりますが、これ以外ですとだいたい半年~それ以上で香料のお取替えをおすすめしています。また、保存環境が良い場合数十年ともつ場合もあります。
防虫香と衣装用
防虫香には、白檀・丁子・桂皮・竜脳に忌避効果があることが知られています。
衣裳用:タンスの隅におすすめです。直接お洋服の上に置きますとシミの原因となりますのでご注意ねがいます。
防虫香:衣類・本・軸物・毛筆・雛人形等の保管時に隅に入れておくとよいです。
お線香の保管方法と使用期限
密封容器やチャック式の袋などに入れ乾燥を防ぎ保管します。急激な気温の変化や、結露もカビの原因になりやすいので、冷蔵庫には入れないようにしましょう。特に使用期限はありません。
香炉灰の取り替え時は?
燃えつきた灰やヤニで香炉灰が汚れてますのでたき残りを取り除き、天日で干してしっかりと乾燥をさせます。 その後 灰をかき混ぜて空気を含ませておきます。香炉灰も匂いが気になってきたら取り替えましょう。
香炉・香立のお手入れ方法は?
お香の道具、香炉や香立てには黒くベトベトしたヤニがつきます。 お香の燃焼の妨げになることがあります。
アルコール入りのウェットティッシュなどでふきとりましょう。しつこい汚れは、中性洗剤でつけ置き洗いをすると綺麗になります。 木製や竹製、陶磁器の貫入に染み込んだヤニは除去できません。
お線香は何本あげるとよいのですか?
宗派によって異なります。仏法僧にならい3本が一般的といわれています。
お香を初めて使うのですがどれが良いかわかりません
香木系とフローラル系の2つに分かれています。香木系ですと森の香りや白檀が最初は良いでしょう。フローラル系ですとローズやラベンダーが親しみやすいと思います。
火を消す時の良い方法はありますか?
火のついたお線香を真下に素早く引くと火が消えます。または、手で仰いでも大丈夫です。
ペットがお線香を食べてしまった場合
吐き出させてから動物病院に行きましょう。お線香の原料は天然素材の物が主ですので、基本的に多少口にしても害はありませんが、気になるようでしたら獣医師にご相談願います。人間の子どもでも同じ事が言えます。
香木はなぜ香りがするのですか?
植物自身が自己防衛のために芳香する成分を人間が見つけてお香に利用しているのです。 火をつけて熱を加える事で香り成分が芳香します。
漢方とどう違うの?
香りがする香料をお香に利用しています。元来お薬として使用されている漢方薬、生薬は浄化や清め効果があり香り高い良いものだけを選びお香と調合したものです。