香りの特徴(fragrance-characteristics)
白檀びゃくだん(sandalwoodサンダルウッド)
重厚な甘味
インド産:清涼感のある甘味
インドネシア産:甘い中に酸味、爽やか
オーストラリア:酸味
防虫効果
生薬として:鎮痛作用、健胃作用
沈香じんこう(agarwoodアガーウッド)
五味:甘、辛、苦、酸、鹹
ベトナム産:涼やかな甘味
インドネシア産:木の温もりを感じる
ボルネオ産:華やかでさわやか
生薬として:安眠作用、加温作用
空気の浄化、鎮静作用、鎮痛、抗菌、精神安定
桂皮けいひ(cinnamonシナモン)
辛い⇒甘い
中国産:甘味
ベトナム産:スパイシー
生薬として:健胃作用
丁子ちょうじ(cloveクローブ)
辛味の中にスパイシー
少量で甘味バニラに似た香り、沢山で辛味
安息香あんそくこう(Benzoinベンゾイン)
バニラのような甘味
香りの保香剤
生薬として:鎮咳作用、鎮痛作用
龍脳りゅうのう(Borneolumボルネオ―ル)
カンファー龍角散の原料
清涼感のあるスッキリした香り
墨汁に使用
生薬として:防虫作用、去痰作用
大茴香だいういきょう(Fennelスターアニス)
スパイシーな甘さ、苦味と辛味
わさびの様な
中華材料の八角
生薬として: 健胃作用、防腐作用
乳香にゅうこう(frankincenseフランキンセンス)
柑橘の清涼感、さわやかな甘味
生薬として: 鎮痛作用、消炎作用、殺菌作用
山奈さんな
ショウガの様な清々しい香り
生薬として:保温作用、防虫作用
甘松かんしょう(Spikenardスパイクナード)
ウッディー土っぽい、甘い深い香り
混ぜ込む事で香りに重厚感と深みを増す
生薬として:健胃作用
藿香かっこう(Patchouliパチュリ)
清涼感
生薬として:健胃作用、風邪予防、防虫作用、鎮痛作用、解熱作用
防虫効果、香水のベース
貝香かいこう
清涼感のある磯の香り
香りを安定させるために保香材
生薬として:胃腸の不調
木香もっこう
苦味
生薬として:防虫作用、鎮痛作用、消炎作用
零陵香れいりょうこう
濃く奥深い香りがでる
全体を引き締める辛い香り
高級感を出したい時
生薬として: 鎮静作用
排草香はいそうこう
清涼感
男性的、香りに深みを出したい時
生薬として:解熱作用
丁子ちょうじ(cloveクローブ)
甘さが強い
生薬として: 健胃作用、鎮痛作用
椨粉(たぶこ)
タブ樹の葉と樹皮を粉末にしたものです。お線香の粘着剤
抹香として用いられます。タブ樹の葉と樹皮を粉末にしたものです。
支那粉(しなこ)
お線香の基材として使われ椨粉より粘りが強いのが特徴です。
炭粉(すみこ)
木炭を粉末にしたのもで、火が付きやすく、練香や線香に混ぜて使用し、防カビ予防になります。