香道・聞香を聞く
香道(こうどう)は、ほんの数ミリの木片の香りを聞き(嗅ぐ)、その香りを心で味わいながら、日本の美しい文化や歴史、季節、和歌を感じ、心のあり方を愉しむ伝統文化です。
「室町時代(15世紀後半・京都)香道が芸道としての形を整えられた。
足利義政の東山文化では、三条西実隆(公家の香道である御家流の祖)、志野宗信(武家の香道である志野流の祖)が、香の分類や所作、作法を整えていった。
香木の香りを心で聞く「聞香(もんこう)」は、
鎌倉〜南北朝の頃から行われ、室町時代に用具や作法が様式化されたといわれている。
江戸時代(17世紀〜)
組香(くみこう)という香り聞き当て遊びが発展し、香道が、武家や町人にも広まり現在に伝わる形が整った。」
(参考資料:念珠堂「お香の歴史」「日本書記」原文引用)
聞香(もんこう)とは
香りを「嗅ぐ」のではなく、香りを心で「聞く」という意味を込めた言葉です。
香炉に数ミリの香木を炷(た)き、立ちのぼる香りを静かに聞き味わいます。
香道では、香りそのものだけでなく、香炉を扱う所作や姿勢、ふるまい、季節感、香りを囲む時間も大切にします。
忙しい日常から少し離れ、香りに意識を向けることで、心静かに自分自身と向き合うひとときを過ごすことができます。
愛香庵らふでは、初めての方にも香木の香りを愉しんでいただけるよう、基本や聞香の楽しみ方を分かりやすくお伝えしています。
香木の奥深い何とも言えぬ香りと、日本の美しい香文化を、ぜひゆっくりとお楽しみください。